第12回 Cosi fan tutte
みなさんこんにちは!
今年も残すところ1ヶ月と過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私は初めて関西で過ごす冬ですが、心なしか東京で過ごす冬よりも暖かいなと感じています。
12月も全力で走り抜きたいと思います!
そんな本日ご紹介するオペラは『Cosi fan tutte』です♪
前回の『魔笛』に引き続きこちらもモーツァルトの代表的なオペラです。
『魔笛』同様に面白いシーンもたくさんあるとても楽しいオペラになっています。
Vivid Opera Tokyoでも2回このオペラを上演しました。
どうでしょうか・・・
とっても楽しそうですよね?
この写真を見てどのシーンかわかったあなたはかなりのVot通ですね!
それはさておき、まずは『Cosi fan tutte』の簡単なあらすじから参りましょう。
18世紀、イタリアのナポリ。
士官であるグリエルモとフェルランドは「僕たちの恋人は浮気なんてしない!」と信じていますが、老哲学者アルフォンソはそれを否定しています。
そこで、3人は自分の恋人が浮気をするかどうか賭けをすることにしました。
男2人は変装し、お互いの恋人フィオルディリージとドラベッラを口説きます。
すると、女性たちはまんまと罠にかかり恋に落ち、結婚の約束までしてしまいます。
最後に男2人は変装を解き、種明かしをします。
2組のカップルは再び愛を確認し合い、ハッピーエンドで幕となります。
男性2人が変装したり、途中では女中のデスピーナがお医者さんに変装したりと、視覚的にも十分に楽しめるオペラです。
合唱の出番は決して多くありませんが、やはりなくてはならない存在であることには変わりないでしょう。
このオペラも楽しく、しかし音楽はさすがモーツァルトといった感じで美しいものばかりなので、ぜひオペラ初心者の方にもオススメの作品です。
ぜひ年末年始のお家時間に見てみてください♪
それではまた次回お会いしましょう!