第11回 Die Zauberflöte
みなさん、こんにちは♪
寒さが日に日に増していますが、いかがお過ごしですか?
出勤時はかなり寒くなって来ましたが、晴れた日は空気がとっても澄んでいて遠くの山々もよく見えるようになり、とても気持ちがいいです。
さて、本題へと移りますが、今回ご紹介するのはご存知の方も多いであろう『魔笛』です。
Vivid Opera Tokyoメンバーの鈴木さんが大好きな作品でもあります!
もちろんこのオペラでも合唱が登場します♪
それでは『魔笛』がどのようなオペラなのか、あらすじ紹介から行きましょう。
舞台は古代エジプト。
王子タミーノは大蛇に襲われ気を失いますが、夜の女王の3人の侍女が彼を助けます。しかし、その場をたまたま通りかかったパパゲーノが、助けてやったのは自分だと嘘を付き、彼は侍女達によって口に錠を掛けられてしまいます。
王子タミーノは、侍女達から女王の娘パミーナの絵姿を見せられ一目惚れします。女王は、悪人ザラストロに捕らえられた娘を救い出してくれれば、娘を王子に与えると約束しました。
王子は侍女達から”魔法の笛”を受け取り、ザラストロの神殿に行くことにします。一方、口の錠前を外してもらえたパパゲーノも渋々王子について行くことになり、”魔法の鈴”を受け取ります。
ザラストロの神殿で離ればなれになってしまった王子タミーノとパパゲーノ。パパゲーノが先にパミーナを見つけ、魔法の笛と鈴の力によってタミーノとパミーナはザラストロの前でついに対面を果たし、お互いを運命の人だと思います。
実はザラストロは悪人ではなく偉大な祭司で、世界征服を企む夜の女王からパミーナを保護していたのでした。
ザラストロはタミーノに、パミーナを得るための「沈黙」「火」「水」と三つの試練を授けます。
さらにパパゲーノも恋人を得るために試練を受けることになりました。
タミーノはパミーナと二人で魔法の笛の力を借りて試練を乗り越えました。
一方のパパゲーノは、辛抱することができず、試練から脱落してしまいます。それでも魔法の鈴の力を借りて、若い娘パパゲーナと出会うことができました。
予想外の展開に夜の女王はも侍女達とともに、自らザラストロの神殿に侵入を試みましたが、雷に打たれ闇夜に落ちていきました。
ザラストロは試練に打ち勝ったタミーノ、パミーナたちを祝福しめでたく幕となります。
このオペラはドイツ語で上演されることもありますが、よく日本語で上演されることがあり、話の内容からも子供から大人までが楽しめる作品となっています。
演出によってもさまざまで色々なものを見比べることができる楽しさもあります♪
今回は二つの有名なシーンの動画と載せておきます。
夜の女王のアリア
こちらはとても有名ですね♪
もう一つはパパゲーノとパパゲーナが歌う二重唱です♪
ここだけ見ると可愛らしいですが、このオペラを勉強すればするほど感動的な曲だなと思います。
みなさんもぜひ色々な映像を見て見てください!
それではまた次回!