NYからこんにちは。
明日からメトの研修がオンラインで再開するので、今日までしばしの夏休みを過ごしておりました。何をやっていたかというと、めっちゃドイツ語の勉強。
オペラを志す者に必須の、語学。一言語だけでも、できるのとできないのでは世界がまるで違います。せっかく語学熱が高まっているので、しばらくこのテーマで発信していこうと思います(^^)
◆
ではとりあえず、私がこの期間中にやってみていることのご紹介から。
①教科書をひたすらやる。
"Menschen"という教科書を愛用しています!これはウィーンに留学している友達が、現地の語学学校で使っているものです。レベルごとの教科書が出ていて、私はB1レベルのもので勉強しています。こういうやつです。
Menschenの大好きなところは、シュールで面白いところ。笑 リスニングの課題、「お客様相談室に苦情の電話を入れようとしたら、いろんな部署をたらい回しにされてブチ切れるおばあさんの話」とか、「なんとなくペットが欲しくて動物保護センターに訪れた親子が、センターの職員に『そんなフワッとした覚悟で動物を引き取ろうとするんじゃねぇ!』的な説教を食らう話」とかで、めっちゃ笑いました。笑
もちろん中身はかなりしっかりどっしりみっちりしているのですが、面白いので苦なく継続できます。
ちなみに、良い教科書を選ぶというのは、語学学習において最も大事なことの一つだと思います。文法なんかに関して言えば、最終的には正解は一つしかないわけだしどの教科書でも同じ…と思いきや、項目の整理の仕方、語り口、練習問題などにおける応用のさせ方、語彙量の適切さ、ペーシング、などなど、クオリティが物言う世界です。
私はドイツ語は過去に数度勉強したことがありますが(毎回忘れてゼロからやり直してます。笑)、メトの語学の先生から勧められた1960年代の教科書がぶっちぎりでよかったです。素晴らしい構成、分かりやすい説明、的を射た設問、適度な反復。最高でした。これのおかげで基礎文法はガッチリ仕込めました。日本の皆さんにもめちゃめちゃお勧めしたいのですが、説明が英語なのです…和訳されないかなぁ、絶版だけど。笑
古すぎて、終えた頃には大崩壊。笑
②オンラインレッスンを受けてみている。
italkiというサイトで、マンツーマンのオンライン語学レッスンにチャレンジ。とりあえず先生3人ほど、トライアルレッスンを受けてみることに。一人目はなぜかSkype画面に鼻から上しか見せようとせず(!?)、いやこっちとしてはとりあえず口元が見たいよ!って感じなんですけど、まあ教え方も言わずもがなで笑、二人目は小慣れた良い感じの優しく面白い先生なのに接続が最悪で言ってることの1/3は聞き取れず笑、三人目にしてようやく接続と内容がまともな方に辿り着きました。笑
今はこの三人目の先生に、定期的にレッスンを受けています。先生からもらった課題をやったり、Menschenをやっていて浮かんだ質問を投げてみたり、Menschenのスピーキングの課題を一緒にやってもらったり。
ちなみにワンレッスン$15ほど。安い!!!何人かトライアルしてみること必須ですが、相性の良い先生が見つかりさえすれば、かなり良いのではないかなと思います。ただ、先生にもよりますが、学校と違ってコースを構成してくれる訳ではないので、自分でしっかり勉強しながら、自分がレッスンでやりたいことを明確にしておくことが大事かと思います。
ま、何の勉強でもそうか。笑
◆
これ以外にも色々やっていますよ。次回ご紹介したいと思います。ちゅーす!