語学シリーズ、続きますよ〜。
前回までは以下の勉強法をご紹介しました。
① 教科書を普通にやる
② オンラインレッスンを受ける
③ ポッドキャストを聴く
④ ドイツ語字幕で好きな映画を観る
⑤ 好きな児童書をドイツ語で、Kindleで読む(絶賛挫折中)
今回は以下の二つの勉強法のご紹介です。
⑥ タンデムアプリHelloTalkを利用する
⑦「ハリーポッター:ホグワーツの謎」をドイツ語でやる
ではでは、Los geht's!
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⑥ タンデムアプリHelloTalkを利用する
知人に紹介されたタンデム(言語交換)アプリ、HelloTalkを始めてみました!
タンデム(言語交換)とは、母語の異なる学習者同士、お互いの言語を学び合うというもの。私の場合は、日本語を母語とするドイツ語学習者ですから、逆にドイツ語を母語とする日本語学習者と出会えたら良いわけです。私はドイツ語を学びながら日本語を教え、向こうは日本語を学びながらドイツ語を教えられます。
HelloTalkは、自分の母語と学びたい言語を設定したら、自動的にそのコミュニティに参加させてくれます。個人ユーザーとのチャットもできるのですが、その他に「モーメント」という掲示板機能があります。これは、学んでいる言語で投稿をしたら、それを見た母語話者が修正してくれるというもの。
このように、私の投稿を、日本語勉強中のドイツ語話者たちが直してくれます…!(ああ〜しかし恥ずかしい間違い…)
人の目に触れるものを書こうと思うと、色んな言葉を調べ直したり文法を確認したり、格や語順で悩んだり…ちょっとした文章でも、少し緊張感のある、すごく良い作業ができます。
また、逆に、非日本語話者が一生懸命書いて投稿した日本語の文章を修正してアドバイスをすることもできるわけです。「こんなにも訳のわからん話者人口も少ない日本語という言語の習得に、こんなに努力した人がいるのか…😵」と感激し、とても刺激になります。かわいい間違いを見かけて修正する度に、「私のドイツ語もドイツ人から見たらこんな感じかぁ😅(いやそれ以下か)」とクスッとなります(笑)
⑦「ハリーポッター:ホグワーツの謎」をドイツ語でやる
どんだけハリーポッター使うねんって感じですが(笑)
ドイツ語でできるRPG的なものを探していたところ、偶然見つけました。アプリ内で言語の切り替えができます。
結構難しい!!中級の語彙では全然できません😱
会話の内容を理解して、返事や行動を選ぶ場面がたくさんあり、辞書を引きながらじゃないと大変な展開になります。(笑)
せっかくなので、一つ場面をご紹介しましょう!
これはベンという友人とKoboldstein(ゴブリンの石?)というゲームをしているところなのですが、ベンはめちゃめちゃ引っ込み思案で自信のない子なので、彼を励ましながらゲームをしないといけません。
Koboldsteinも、「どうせ難しいんだろ、僕はどうせ君より下手だしやりたくないよぉ…」みたいなところからスタートし、彼に「これって楽しいかも」と思わせるのがミッションです。(笑)
ここでは、"Warum gefällt dir Koboldstein?" (君はどうしてKoboldsteinをやるのが好きなの?)というベンの質問に対し、この3択から、彼が自信喪失しないように答えなければいけません!
① "Es ist unglaublich spannungsreich."(超スリリングだからだよ)
② "Ich finde, man kann sich dabei gut entspannen."(とてもリラックスできるからだよ)
③ "Ich weiß eine echte Herausforderung zu schätzen."(私はすごくチャレンジングなことが好きなんだ)
ベンに「楽しい」と思わせるには…スリリングとかチャレンジングとか言うとプレッシャーになるので、リラックスできる(sich dabei gut entspannen können)と思わせることですね!ということで②が正解でした。
ちなみに、③の「4格+zu schätzen wissen」が「4格を大事に思う(=好き)」という意味だと全く知らず、この画面で覚えました!笑
無料ゲームアプリあるあるの、いちいち時間が経過しないとゲームを進められない方式なので、辞書をチンタラ調べながらやるには最適です。(あと、母語でやるにはたぶん少し内容が簡単すぎる…爆)
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いかがでしょうか?語学の勉強を飽きずに楽しみながら続けるには、こんな感じで浅く広くやってみるのも良いんじゃないかなぁ〜と思っています。
是非皆さんも試してみてくださいね!