相変わらずドイツ語の勉強に勤しんでおります。
最近とても嬉しいのは、何かのウェブサイトを開いてそれがウッカリドイツ語でも、なんとなく理解できるようになってきたこと…!当たり前のことですが、扱える言語が増えると、楽にアクセスできる情報が増えるので嬉しいです。
語学はひたすら、楽になるためにやるものだと思っています。だって外国語訳すのって超面倒じゃないですか?オペラの歌詞、日本語みたいにスラスラ読めたらめっちゃ楽じゃないですか?言葉が分かったら、ほぼ自動的にテンポも分かるし(テンポ=言葉が相応しい表現を伴って伝わる速度)、強弱の付け方も分かるし、何より、一生懸命歌わなくていいところ、楽していいところも分かるし。あと、自分が何が分かってないかも、分かる。あ、暗譜も楽になるか。
◆
今日は、いきなりですが、超絶オススメな動詞の勉強法をシェアしたいと思います。
ズバリ、重要な動詞活用は筋肉で覚える
イタリア語の最も重要な動詞"essere"を例に、見ていきましょう。
「はいじゃあessereを学習しましょう」ってなると、大体こんな感じの表を見るところから始まりますよね。
ディクションレッスンに文法を取り入れ始めた際に作ったIPA付きの表です
で、大体いくつか練習問題をやるという感じだと思うのですが。
ちょっと待った!
練習問題をやる前に、やっていただきたいことがあります。
1人称単数から、3人称複数まで、
①意味の実感を持って、
②淀みなく、
③何も見ずに、
④素早く言えるようになるまで、
そこそこ大きな声で、
繰り返し繰り返し言ってください。
こんな感じです。↓
この練習において、
①意味の実感を持って、ここ大事です。
これは、例えば"io sono"と言ったら「私は!」と思い、"tu"と言ったら「君(特定の誰か)は!」と思い、"noi siamo"と言ったら「特定の誰かと私は!」と思い、そして次第に、意識しなくても意味が繋がるようになり、頭から日本語が少しずつ消え、外国語とその概念だけになるということです。
④素早く、これもとても大事です。ひとまず、何も見ずに淀みなく言えるようになったら、io sono~loro sonoのひと回しにつき4秒くらいで言えるようになるまで練習してみてください。(今計ってみたら3回し10秒半で言えました😆)
これをやると、筋肉が活用とその意味を覚えます。また、自分の声によって、耳でも覚えます。
こうなると、考えなくても口から出てくるようになるし、考えなくても聞いたときに意味が分かります。
個人的には、初学者のうちに習う50個くらいの動詞は全てこの練習をすると良いと思います。一単語につき数分しかかかりませんからお得なもんです。
それが面倒だったら、不規則動詞をできる限り&規則動詞をいくつかだけでも絶対にやってください。
それさえも面倒だったら(笑)、"essere""avere""fare""volere""dovere"あたりの超〜〜〜〜〜〜〜ベーシックな動詞だけでも、絶対に絶対にやってください。(笑)基礎的な動詞が筋肉に入ってるか否かで、その後の学習の快適さが段違いに変わってきます!!
◆
ちなみにこの学習方法…というか練習方法は、私がイタリア語を初めて習った先生に教わったものです。最初は「もっと速く!」「止まらないで!」とか煽られまくってビックリしましたが(笑)、物凄く効果的だなぁと思いました。それ以降、他の言語にも応用してやっています。ロシア語でやった時は地獄でした。笑
ちなみに、、お気づきですか??そこそこ大きな声でやらなければいけないので、カフェ勉はできません!!爆
とにかく超うるさいので、私は語学やるためだけにメトで練習室取ったりします。笑
次回も語学ネタです!お楽しみに!