突然ですが、コロナ禍で6キロ太りました。
運動量が激減したことに加え、イタリア人ぶって朝ご飯に甘いものを食べまくっていたりしたのがいけなかったのではないかと思っています。
なんで最近服が縮んだのか不思議に思っていたのですが、「服だってずっとタンスに引きこもっていたら縮むか」とかいう謎理論を心の中で展開していたので、まさか自分の方が拡大したとは思いもしなかったのでした。
まあそれでも別に健康だし、いいんですけど、なんか悔しいので食生活を見直して痩せることにしました。
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さて、アメリカといえばどいつもこいつも、肉とか、パンとか、ホットドッグとかハンバーガーとか(肉とパンだな)、チーズマカロニばっか食ってると思うでしょ?
太る食事ばかりのイメージとは裏腹に、実はアメリカ人の健康志向っぷりって、すごい人はすごいんです。都市部では特にそうかも。ベジタリアン、ヴィーガン、ペスカタリアン、色々な食生活のあり方が当たり前ですし(人が5人いればそのうち一人はベジタリアンなイメージ)、というかどんな飲食店にも必ずと言っていいほどヴィーガンオプションがあります。健康のために糖質や乳糖を取らない人なんて普通にいるし、ファスティングしている人もいるし、コンブチャとかいう謎の酵素ドリンクよく飲んでるし(名前の由来は昆布茶だが全くの別物…)。
というわけで、「痩せる」食生活をするための環境は、案外整っているのであります。
私が地味にハマっているのは、カリフラワーライス。
これはカリフラワーを米状に砕いた食材。米の代わりに食べるらしい。
「決して米ではないが、なぜか意外とイケる」という日本人の評判を信じて買ってみました。
確かに米ではない。カリフラワーである。
こんなもんが米の代わりになるか!と思いきや、クセがなくて何にでも合うという点において、優秀な置き換え食材になるのでびっくり。今のところチャーハン的な食べ方が一番しっくり来てます。結構炒めて水分飛ばさないとベチャッとなるので根気が必要。
こちらは今のところの最高傑作、マスタードグリーン(西洋カラシ菜)とカラスミのチャーハン(チャーカリ?)。ちなみにカラスミは通販で取り寄せました。封筒に入った真空パックがカジュアルに普通郵便で届いて、普通にポストに入ってたのに一週間くらい気付きませんでした(笑)カラスミが家にある生活最高です。冷凍もできるしオススメです。
あと、イタリア人気取りの甘味暴食朝ごはんをやめて(いやイタリア人も暴食はせんわ)、朝はこれまたアメリカで大人気のギリシャヨーグルトとコーヒーだけにしました。
脂肪・砂糖ゼロのヨーグルトに、グラノーラとフルーツ入り。フルーツは最近は洗うのが面倒になったのでドライフルーツのクランベリーだけ入れてます。うまい。そしてなぜか腹持ちがいい。
あと、痩せる食材的なもので感激したのは、豆腐クリームチーズ。ヴィーガン、乳糖アレルギーの人向けに、色んなベーグル屋さんで売ってます。
画質が悪すぎるのですが、、この丸い容器の片方は豆腐で、もう片方は普通のクリームチーズ。豆腐のクオリティの高さ、すごいですよ。言われなきゃクリームチーズだと思って食べるであろう、再現度の高さ恐るべし。というか、食べた後の軽さがから言うと、豆腐のほうが好きかも、、難点としては、その日のうちに食べないと水分が出てマズくなる。うーんしかしこれはウマかった。
ちなみにこの画像、ベーグル屋で買った直後のものですよ。ベーグルもクリームチーズも、紙袋にそのままドーンですよ。日本の過剰包装が少し恋しいです。
あとは、お腹が減ったら豆乳を飲んでいますよ。乳糖を避けたい人が多いためか、ミルクのオプションが豊富なのもアメリカらしいです。アーモンドミルク、豆乳、ココナッツミルク、どこにでも売っています。私は豆乳にターメリックとナツメグと塩ひとつまみと蜂蜜を入れたゴールデンミルクと呼ばれるものがお気に入りです。
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そんな感じの食生活にしてから1ヶ月ほど経過、3キロ弱痩せました。やったー。そろそろ山盛りパスタが食べたいけど、いいかな、、、