2017年の第2回公演で好評だった【恋人たちの学校】に、経験を積んだメンバーたちが再挑戦!
楽譜や台本はほぼ当時のまま、会場に合うよう、演出を大胆に見直しました。特に後半【コジ・ファン・トゥッテ】では、”好きな人の好きなものにハマってしまう女性”という設定を追加し、衣装にもそれを反映させることで、浮気相手に本気になっていく様子を面白おかしく、かつ丁寧でリアルな表現を追求しました。また、もはやVivid公演の代名詞となっている”幾千もの小道具”も大活躍。中でもメンバー総出で作り上げた巨大カタログは必見。Vividメンバーの美術力が結集した舞台となっています。
また第2回公演と大きく異なるのは、指揮者の存在です。耳と呼吸を頼りにしていた第2回公演よりも芝居に集中することができ、音楽の精度や表現の幅がより広くなり、モーツァルトの世界観に少し近づくことが出来ました。それにより、お客様の舞台への集中力も高まっているように感じられ、舞台と客席の温度感が近い、より上質な喜劇へと生まれ変わりました。